auひかりを賃貸アパートで契約する方法

auひかりには、一戸建てにお住まいの方向けの「auひかり ホーム」とマンション・アパートなどの集合住宅にお住まいの方向けの「auひかり マンション」があります。

 

低層集合住宅や賃貸アパートにお住まいの方で、auひかりのサービス提供エリアにもかかわらず該当物件にマンションタイプが提供されておらず、auひかりの契約を断念された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ここでは、小規模集合住宅やアパートにお住まいの方で、新しくインターネット回線の契約を検討している方や他社インターネット回線を利用中でauひかりへの乗り換えを検討している方に、マンションタイプが導入されていなくてもauひかりを契約する方法を詳しく説明していきます。

auひかりにアパートタイプはあるのか!?

以前は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部エリアで、3階建て以下総戸数8戸以上の低層集合住宅向けに「auひかり マンションミニ ギガ」が提供されていました。

 

しかし、現在では新規導入は行われておらず、既にauひかり マンションミニ ギガが導入されているアパートでのみ契約が可能となっていますが、導入物件は多くありません。

 

auひかり マンションが提供されているマンションの中でVDSL方式であるタイプVが最も多く導入されていますが、タイプVは8世帯以上または16世帯以上の契約が見込まれるマンションに導入されており、総戸数が少ない低層集合住宅や賃貸アパートでは8世帯以上の契約が見込めない為にほとんど導入されていません。

 

それでは、auひかり マンションミニ ギガの新規導入が行われていない現状では、低層集合住宅や賃貸アパートではauひかりを契約出来ないのでしょうか。

 

auひかり マンションミニ ギガが導入されていない場合、一戸建て住宅向けの「auひかり ホーム」を契約する事が出来ます。

 

auひかり ホームは、一戸建てまたは2階建て以下の集合住宅にお住まいの方が対象になっています。

 

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、山梨県、茨城県の一部エリアは3階建て以下となります。

 

住んでいる階が2階または3階以下ではなく、建物の階数が2階または3階以下の物件なのでご注意ください。

 

例えば、4階建てマンションの2階にお住まいでも、auひかり ホームは契約出来ません。

auひかりの提供エリアを確認しよう

2階建てまたは3階建て以下の集合住宅にお住まいの方でも、auひかりの提供エリア外だった場合、契約出来ません。

 

まずは、お住まいの地域でauひかりが提供されているか確認します。

 

1.KDDI公式ページ『提供エリアの検索』にアクセスします。

 

2.住居タイプにマンション/アパートなどを選択し、郵便番号を入力します。

 

 

郵便番号が分からない場合は都道府県からも検索出来ます。

 

3.お住まいの地域で利用出来るマンションが表示されます。

 

画面に表示される内容に沿って、丁目・番地を選択していくと、お住まいの地域で利用出来るマンションが表示されます。

 

 

お住まいのマンション/アパート名が表示された場合は、auひかり マンションが契約出来ます。

 

「次へ」をクリックし、「このままWebで申し込む」をクリックします。

 

プロバイダ選択をチェックすると、お住まいのマンションで提供されているタイプが表示されます。

 

お住まいのマンション/アパート名が表示されない場合は、検索し直します。

 

4.住居タイプに一戸建てを選択し、郵便番号を入力します。

 

 

5.利用出来るサービスの確認
画面に表示される内容に沿って、丁目・番地まで選択していくと、利用出来るサービスが表示されます。

 

 

提供エリアだった場合は、auひかり ホーム「お申し込み受付中」と表示されます。

 

一戸建てまたは2階建て以下の集合住宅(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、山梨県、茨城県の一部地域は3階建て以下)にお住まいの方は、auひかり ホームの申し込みが可能なので、一番お得な窓口である正規代理店から申し込み手続きを行います。

 

 

 

提供エリア外だった場合は、auひかり ホーム「現在提供しておりません」と表示されます。

 

お住まいの地域では、auひかりが契約出来ないので、他社インターネット回線で検討し直します。

 

auひかり ホームとauひかり マンションミニ ギガの月額料金と初期費用

低層集合住宅や賃貸アパートで提供されているauひかり ホームとauひかり マンションミニ ギガの月額利用料と初期費用を見ていきましょう。

 

ホーム ずっとギガ得プラン マンションミニ ギガ
月額利用料

1年目:5,100円
2年目:5,000円
3年目:4,900円

5,000円
初期費用(工事費含む) 37,500円(625円×60回) 30,000円(1,250円×24回)
登録料 3,000円 3,000円
契約期間 3年間の継続契約

お得プランA:2年間
標準プラン:なし

契約解除料 15,000円

お得プランA:7,000円
標準プラン:0円

撤去工事費 28,800円 なし

 

auひかり ホーム ずっとギガ得プランの月額利用料は、1年目が5,100円、2年目が5,000円、3年目以降が4,900円、利用期間に応じて割引されます。

 

 

契約期間は3年間の継続契約となり、更新期間以外に解約した場合は15,000円の契約解除料が発生します。

 

2018年2月28日以前に申し込みの方は、解約後に光ファイバーおよび光コンセントの撤去の必要はなく、撤去を希望の場合のみ、撤去工事費10,000円がかかります。

 

2018年3月1日以降に申し込みの方は、解約後に光ファイバーおよび光コンセントの撤去が必須となり、撤去工事費28,800円がかかります。

 

auひかり マンションミニ ギガ お得プランAおよび標準プランの月額利用料は、5,000円になります。

 

契約期間はお得プランAが2年間の継続契約となり、更新期間以外に解約した場合は7,000円の契約解除料が発生します。

 

標準プランは契約期間がなく、解約した場合に契約解除料は発生しません。

 

解約後に光ファイバーおよび光コンセントの撤去の必要はありません。

 

 

auひかり ホームの初期費用は、一括払いの場合37,500円、分割払いの場合625円×60回となります。

 

auひかり ホームの申し込みと同時にauひかり電話への加入で、KDDI公式キャンペーンである「初期費用相当額割引」が適用され、月額利用料から
625円×60ヵ月間=37,500円
割引となり、初期費用が実質無料となります。

 

auひかり マンションミニ ギガの初期費用は、一括払いの場合30,000円、分割払いの場合1,250円×24回となります。

 

こちらも、「初期費用相当額割引」の適用で、月額利用料から
1,250円×24ヵ月間=30,000円
割引となり、初期費用が実質無料となります。

 

auひかり ホームと異なり、auひかり電話への加入不要で「初期費用相当額割引」が適用されます。

まとめ

低層集合住宅や賃貸アパートでマンションタイプが導入されていなくても、auひかり ホームを契約するという方法があります。

 

ただし、2階建て以下の集合住宅(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、山梨県、茨城県の一部地域は3階建て以下)にお住まいの方という条件付きになります。

 

まずは、お住まいの地域がauひかり ホームが提供エリアかどうか確認しましょう。

 

関西電力の完全子会社である、株式会社ケイ・オプティコムが運営する『eo光』のサービス提供エリア

  • 関西2府4県

大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県

 

中部電力系列である、中部テレコミュニケーション株式会社が運営する『コミュファ光』のサービス提供エリア

  • 東海4県

愛知県、岐阜県、三重県、静岡県

 

沖縄セルラー電話が提供する『auひかり ちゅら』のサービス提供エリアである沖縄県

 

2府9県では、auひかり ホームはサービス提供対象外となっています。

 

該当地域にお住まいの方は、地域限定電力系または光コラボレーションの『ビッグローブ光』がおすすめとなっています。

 

いずれのインターネット回線も、auスマートバリューが適用可能で通信速度にも定評があります。