解約違約金とは?
他社のインターネット回線からauひかりに乗り換える際にネックになるのが契約解除料や解約金と呼ばれる違約金の支払いです。
一般的なインターネット回線は、契約期間を設定しており、2年間または3年間の継続契約をする事により、月額基本料金や工事費が割引されます。
契約期間が終了すると1か月間または2ヵ月間、契約解除料がかからずに解約できる更新期間になります。
更新期間に解約手続きをしないと自動更新となり、再度、2年間または3年間の継続契約になります。
乗り換えの際にタイミングよく更新期間を迎えていれば問題はありませんが、更新期間以外で乗り換えすると違約金が発生します。
契約解除料はインターネット回線により異なりますが、8,000円から15,000円が一般的です。
auひかりでは、KDDI公式キャンペーンとして、この解約違約金を還元してくれる「auひかりスタートサポート」を実施しています。
「auひかりスタートサポート」を利用する事により、更新期間を気にすることなく、auひかりに乗り換えが出来ます。
auひかりスタートサポート
auひかりスタートサポートは2つのサービスに分けられます。
1.他社固定インターネット、またはモバイルデータ通信サービスの解約違約金相当額を最大30,000円還元
2.auスマートバリュー新規申込で他社携帯電話の解約違約金相当額をau契約1回線につき10,260円還元
インターネット回線だけでなく、携帯電話の乗り換えの際の違約金まで還元してくれます。
それぞれ、具体的に見ていきましょう。
他社サービスの解約違約金相当額を還元
最大30,000円!他社インターネットサービスの解約違約金相当額をau WALLETプリペイドカードへのチャージまたは郵便為替にて還元されます。
au WALLETプリペイドカードへのチャージまたは郵便為替での還元額の上限を超えた場合、その差額相当分はauひかり月額利用料から差し引いて還元されます。
キャンペーンの適用には3つの条件があります。
【auひかり ホーム】
- 他社固定インターネットサービス、または他社モバイルデータ通信端末から乗り換え
- ずっとギガ得プラン+電話+電話オプションパックEXに新規加入
- 36ヵ月以上の継続利用を約束
【auひかり マンション】
- 他社固定インターネットサービス、または他社モバイルデータ通信端末から乗り換え
- 標準プランorお得プランA+電話+電話オプションパックに新規加入
- 24ヵ月以上の継続利用を約束
条件1.他社サービスからの乗り換え
このキャンペーンを適用させるには当然乗り換えが必須になります。乗り換える前、現在利用している他社サービスが指定されています。
他社固定インターネットサービスから、auスマートバリュー対象のFTTHサービスとKDDIが指定するケーブルテレビ事業者サービスは対象外になります。
詳細は『auひかりスタートサポート対象外事業者・サービス一覧』でご確認ください。
NURO光、フレッツ光、ドコモ光、ソフトバンク光、大部分の光コラボレーションからの乗り換えは適用されるという事です。
固定インターネットサービスだけでなく、NTTドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルが提供するモバイルデータ通信端末からの乗り換えも対象になります。
WiMAXは対象外なのでご注意ください。
「他社固定インターネットサービス」と「他社モバイルデータ通信端末」を利用されている場合、重複して還元は適用されません。
条件2.オプション加入
- 戸建住宅にお住まいの方は、auひかり ホーム ずっとギガ得プラン
- 集合住宅にお住まいの方は、auひかり マンション 標準プランかお得プランA
の他に、電話+オプションに加入する必要があります。
auひかり ホームの場合は
電話(500円/月)+電話オプションパックEX(690円/月)
auひかり マンションの場合は
電話(500円/月)+電話オプションパック(500円/月)
に新規加入しなくてはなりません。
電話オプションパック(EX)に契約期間はありません。スタートサポートで違約金が全て還元されたら解約して大丈夫です。
条件3.契約期間
auひかりスタートサポートの適用で乗り換え違約金を還元するには、最低限の継続利用を約束しなくてはいけません。
auひかりだけでなく、スタートサポートにも契約期間が設けられているという事です。
継続利用期間中に解約した場合は、解除料が発生します。
- auひかり ホームは、3年間の継続利用で解除料は10,000円
- auひかり マンションは、2年間の継続利用で解除料は7,000円
ただし、auひかりスタートサポート申請の際にauスマートバリューに加入、または他社違約金相当額が10,000円以下の場合、解除料は発生しません。
適用条件が分かったので、続いては還元額を確認してみましょう。
対象プロバイダ |
還元額合計 |
内訳1 au WALLET プリペイドカードへのチャージまたは郵便為替にて還元 |
内訳2 月額利用料にて還元 |
---|---|---|---|
auひかり ホーム ずっとギガ得プラン |
|||
@nifty、@T COM、au one net、BIGLOBE、So-net |
最大30,000円 |
最大30,000円 |
- |
ASAHIネット、DTI |
最大15,000円 |
最大15,000円 |
- |
auひかり マンション 標準プランorお得プランA |
|||
@nifty、@T COM、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net |
最大30,000円 |
最大10,000円 |
最大20,000円 (毎月1,000円×20ヵ月間) |
解約違約金相当額の還元は
- au WALLET プリペイドカード
- 郵便為替
- 月額利用料
にて行われます。
auひかり ホームの場合、選択するプロバイダによって還元額が変わります。
auひかり マンションの場合、1万円を超えた分は、月額利用料からの割引となります。
解約違約金相当額の還元は、受取り方法により時期が異なります。
【au WALLET プリペイドカードへの還元】
申請受付から1ヵ月後に、申請書に記載したau IDに設定されているau walletプリペイドカードへ還元されます。
申請書の送付時にau walletプリペイドカードが必要になります。
所持していない場合は申請前に作成する必要があります。
【郵便為替での還元】
申請受付から約1ヵ月半~2ヵ月後に契約者住所宛てに郵便為替をが届きます。
不在等で郵便為替が返送された場合には1ヵ月以内に問い合わせ、受け取りしないと無効になってしまいます。
【月額利用料への還元】
申請受付の翌月利用分から還元が開始されます。
申請受付が月末の場合、還元開始が翌々月となる場合があります。
auひかりスタートサポートで解約違約金に相当するものは、何があるのでしょうか?
- 他社固定インターネットサービスの契約解除料
- 工事費の分割払い残債
- 撤去工事費
- 他社モバイルデータ通信サービスの契約解除料
- 他社モバイルデータ通信端末の分割払い残債
他社サービスの月額利用料などは解約違約金の対象外になります。
他社携帯電話の解約違約金相当額を還元
au契約回線1回線につき10,260円!他社携帯電話の解約違約金相当額をau WALLETプリペイドカードへのチャージにて還元されます。
キャンペーンの適用には3つの条件があります。
- 他社携帯電話から乗り換え
- 新規加入のauひかりとセットでauスマートバリューに新規申込
- au契約回線で「2年契約」に加入
条件1.他社携帯電話からの乗り換え
このキャンペーンを適用させるには当然乗り換えが必須になります。
乗り換える前の携帯電話はNTTドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの2年契約プランが対象になります。
格安SIM(MVNO)は対象外なのでご注意ください。
条件2.auスマートバリューに新規申込
auひかり開通月を含む5ヵ月前から、auひかりスタートサポートの申請書を送付するまでの間の申し込みである事が必要になります。
auスマートバリューの申し込みには対象のデータ定額サービスや料金プラン
- auピタットプラン
- auフラットプラン20/30
- LTEフラット
- データ定額5~30
- データ定額5cp
への加入が必要です。
条件3.2年契約(旧名称:誰でも割)に加入
au携帯電話で2年単位のauの継続利用で基本使用料が割引になる「2年契約」の加入が必要になります。
解約違約金相当額の還元は、1回線につき10,260円、申請受付から1ヵ月後に、申請書に記載したau IDに設定されているau walletプリペイドカードへ還元されます。
10,260円は、NTTドコモ、ソフトバンク、ワイモバイルの2年契約プランの契約解除料と同額になります。
解約違約金に相当するものは、契約解除料のみで、携帯端末の分割払い残債や月額利用料などは対象になりません。
auひかりスタートサポートの申請方法
auひかりが開通したら、いよいよスタートサポートの申請をします。
利用開始後7ヵ月以内に
- スタートサポート共通申請書
- 他社サービス解約違約金請求明細のコピー
- 他社携帯電話解約違約金請求明細のコピー
を同封の上、封筒にて送付します。
申請書が手元にない場合は『スタートサポート共通申請書』から印刷できます。
解約違約金請求明細には
- 名前
- 住所
- 他社サービス名
- 他社サービス解約違約金額
- 請求された年月
が記載されている必要があります。
オンライン請求の場合は、画面を印刷したもので問題ありません。
まとめ
auひかりスタートサポートについて、お分かりいただけたでしょうか。
このキャンペーンを適用すれば、契約期間を気にしないで気軽にauひかりに乗り換え出来ます。
実は、auひかりスタートサポートには、KDDI公式キャンペーンにもかかわらず、KDDI正規代理店でのみ適用される類似キャンペーンがあるのです。
キャンペーン名称は「auひかりスタートサポートプラス」です。
auひかりスタートサポートプラス
auひかりスタートサポートプラスは、KDDI公式サイトでは、2017年6月1日(木)から提供が開始され、2017年7月31日(月)で終了しました。
現在、KDDI公式サイトでは案内されておらず、KDDI公式サイトからauひかりの申し込みをしても適用されません。
しかし、KDDI正規代理店では、KDDI公式キャンペーンとして引き続き「auひかりスタートサポート」と共に提供されています。
「auひかりスタートサポートプラス」の概要と、「auひかりスタートサポート」との違いを、分かりやすくご説明していきます。
auひかりスタートサポートプラスは4つのサービスに分けられます。
1.他社固定インターネット、またはモバイルデータ通信サービスの解約違約金相当額を最大30,000円還元
2.毎月600円×12ヵ月間割引
3.電話オプションパック、電話オプションパックEX利用料を12ヵ月間無料
4.キャッシュバック1万円(ずっとギガ得プランのみ対象)
他社サービスの解約違約金相当額を還元
最大30,000円!他社インターネットサービスの解約違約金相当額をau WALLETプリペイドカードへのチャージまたは郵便為替にて還元されます。
キャンペーンの適用には3つの条件があります。
【auひかり ホーム】
- 他社固定インターネットサービス、または他社モバイルデータ通信端末から乗り換え
- ずっとギガ得プラン+電話+電話オプションパックEXに新規加入
- 36ヵ月以上の継続利用を約束
【auひかり マンション】
- 他社固定インターネットサービス、または他社モバイルデータ通信端末から乗り換え
- お得プランA+電話+電話オプションパックに新規加入
- 24ヵ月以上の継続利用を約束
条件1.他社サービスからの乗り換え
他社FTTH(フレッツ光など)、ADSLサービス、モバイルデータ通信端末からの乗り換えが必須になります。
auスマートバリュー対象のFTTHサービスとKDDIが指定するケーブルテレビ事業者サービス、および、WiMAXは対象外になります。
詳細は『auひかりスタートサポート対象外事業者・サービス一覧』でご確認ください。
条件2.オプション加入
戸建住宅にお住まいの方は
- auひかり ホーム ずっとギガ得プラン
- 電話(500円/月)
- 電話オプションパックEX(690円/月)
に加入する必要があります。
集合住宅にお住まいの方は
- auひかり マンション お得プランA
- 電話(500円/月)
- 電話オプションパック(500円/月)
に加入する必要があります。
「auひかりスタートサポート」は、auひかり マンションの場合、標準プランでもお得プランAでも対象でしたが、「auひかりスタートサポートプラス」では、お得プランAのみ対象となります。
条件3.契約期間
auひかりスタートサポートプラスの適用で乗り換え違約金を還元するには、最低限の継続利用を約束しなくてはいけません。
継続利用期間中に解約した場合は、解除料が発生します。
auひかり ホームは、3年間の継続利用で解除料は10,000円
auひかり マンションは、2年間の継続利用で解除料は7,000円
ただし、auひかりスタートサポートプラス申請の際にauスマートバリューに加入、または他社違約金相当額が10,000円以下の場合、解除料は発生しません。
続いては還元額を確認してみましょう。
|
対象プロバイダ |
還元額 au WALLET プリペイドカードへのチャージまたは郵便為替にて還元 |
---|---|---|
auひかり ホーム ずっとギガ得プラン |
@nifty、@T COM、au one net、BIGLOBE、So-net |
最大30,000円 |
ASAHIネット、DTI |
最大15,000円 |
|
auひかり マンション お得プランA |
@nifty、au one net、BIGLOBE、So-net |
最大20,000円 |
解約違約金相当額の還元は、au WALLETプリペイドカードへのチャージまたは郵便為替にて還元されます。
選択するプロバイダによって還元額が変わります。
解約違約金相当額の還元は、受取り方法により多少時期が異なります。
【au WALLET プリペイドカードへの還元】
申請受付から1ヵ月後に、申請書に記載したau IDに設定されているau walletプリペイドカードへ還元されます。
申請書の送付時にau walletプリペイドカードが必要になります。
所持していない場合は申請前に作成する必要があります。
【郵便為替での還元】
申請受付から約1ヵ月半~2ヵ月後に契約者住所宛てに郵便為替をが届きます。
不在等で郵便為替が返送された場合には1ヵ月以内に問い合わせ、受け取りしないと無効になってしまいます。
「auひかりスタートサポート」と比較すると、対象プロバイダが7社から4社に、マンションの還元額が30,000円から20,000円に減りました。
auひかりスタートサポートプラスで解約違約金に相当するものは
- 他社固定インターネットサービスの契約解除料
- 工事費の分割払い残債
- 撤去工事費
- 他社モバイルデータ通信サービスの契約解除料
- 他社モバイルデータ通信端末の分割払い残債
などが対象となります。
他社サービスの月額利用料などは対象外です。
ここからは、auひかりスタートサポートにはない、auひかりスタートサポートプラスだけの特典になります。
毎月600円×12ヵ月間割引
auひかりスタートサポートは、解約違約金が発生していない場合は、キャンペーンに申し込みしても特典がありませんでしたが、auひかりスタートサポートプラスは、解約違約金が発生していなくても(更新月で解約した場合等)特典があります。
auひかりスタートサポートプラスに申し込むだけで、毎月600円×12ヵ月割引になります。
オプション利用料が12ヵ月間無料
auひかりスタートサポートプラスの適用に必要な
- 電話オプションパック(500円/月)
- 電話オプションパックEX(690円/月)
の利用料が12ヵ月間無料になります。
キャッシュバック1万円
auひかり ホーム ずっとギガ得プランのみ対象ですが、解約違約金相当額の還元と一緒に、au WALLETプリペイドカードへのチャージまたは郵便為替にて還元されます。
auひかりスタートサポートプラスの申請方法
auひかりが開通したら7ヵ月以内に
- スタートサポート共通申請書
- 他社サービス解約違約金請求明細のコピー
を同封の上、専用封筒にて送付します。
解約違約金請求明細には
- 名前
- 住所
- 他社サービス名
- 他社サービス解約違約金額
- 請求された年月
が記載されている必要があります。
オンライン請求の場合は、画面を印刷したもので問題ありません。