ドコモ光の評判・口コミ

NTTドコモの携帯電話を利用中の方がインターネット回線を検討する際に、真っ先に候補にあがるのはドコモ光ではないでしょうか。

 

ドコモ光とNTTドコモの携帯電話をセットで利用するとドコモ光セット割が適用され携帯電話の利用料金から毎月100円から3,500円割引になります。

 

2015年に光コラボレーションが解禁されて以降、インターネット回線と携帯電話のセット割引は大人気ですが、NTTドコモの携帯電話とのセット割引が適用されるのはドコモ光だけです。

 

2018年6月3日には契約数が500万件を突破したドコモ光ですが、実際にドコモ光を契約しているユーザーからの評判はどうなのでしょうか。

 

ここでは、ドコモ光を実際に使っている人の評判や口コミを徹底調査!

 

ドコモ光のメリットとデメリットを分かりやすく説明します。

 

ドコモ光を検討している方は是非とも最後まで目を通して参考にしてください。

ドコモ光!5つの良い評価ポイント

ドコモ光の評判・口コミを調査すると「良い評価・口コミ」も「悪い評価・口コミ」もあります。

 

まずは、「良い評価・口コミ」を大まかに5つに分類してまとめてみました。

 

フレッツ光よりも安い

ドコモ光を始めとした光コラボレーションの最大のメリットは、フレッツ網を利用しているにもかかわらず月額料金がフレッツ光よりも安い事です。

 

実際には、フレッツ光と比較してどれくらい安くなるのでしょうか。

 

ドコモ光 フレッツ光
戸建住宅 5,200円 6,100円
集合住宅 4,000円 3,650円~5,150円

※ドコモ光:タイプA(定期契約)、フレッツ光:東日本OCN(にねん割)

 

ドコモ光はプロバイダ一体型の月額料金になっていますが、フレッツ光は回線利用料とプロバイダ料金が別々になっています。

 

ここでは、契約者数が最も多いOCNを例にフレッツ光の月額料金を算出していますが、選択するプロバイダによって実際の月額料金は前後します。

 

戸建住宅は、ドコモ光の方が1ヵ月あたり900円も安くなっています。

 

集合住宅は、フレッツ光の場合、提供タイプや契約が見込まれる世帯数により月額料金が変わりますが、VDSL方式で16契約以上見込めるマンション以外はドコモ光の方が安くなっています。

 

 


 

フレッツ光から転用でドコモ光の申し込みした場合は、工事料やフレッツ光の解約金はかかりません。

 

ドコモのスマホが安くなる

NTTドコモの携帯電話を利用している方は、ドコモ光と対となる携帯電話(ペア回線)を設定する事により「ドコモ光セット割」が適用され、ペア回線のパケットパックに応じた金額がパケットパック定額料から毎月割引になります。

 

パケットパック

割引金額

シェアパック

ウルトラシェアパック100

3,500円

ウルトラシェアパック50

2,900円

ウルトラシェアパック30

2,500円

ベーシックシェアパック(~30GB)

1,800円

ベーシックシェアパック(~15GB) 1,800円

ベーシックシェアパック(~10GB)

1,200円

ベーシックシェアパック(~5GB)

800円

データパック

ウルトラデータLLパック(30GB)

1,600円

ウルトラデータLパック(20GB)

1,400円

ベーシックパック(~20GB)

800円

ベーシックパック(~5GB)

800円

ベーシックパック(~3GB) 200円
ベーシックパック(~1GB) 100円

ケータイパック

ケータイパック

500円(最大1年間)

 


 

 

1人での利用でもお得になりますが、家族でシェアパックを組んでNTTドコモの携帯電話を利用されている場合は最大で3,500円もお得になります。

 

ドコモ携帯電話の利用年数に応じて自動的に割引される「ずっとドコモ割」と併用可能なので、ドコモ長期ユーザーにはドコモ光は大変おすすめとなっています。

 

dカードGOLDで10%ポイント還元

docomoユーザーに大変おすすめなのがdカードGOLDになります。

 

ドコモ携帯電話とドコモ光の利用料金の10%がポイントで還元されます。

 

dカードGOLDは10,000円(税抜)の年会費がかかりますが、10%ポイント還元なので毎月の携帯電話およびドコモ光の利用料金が9,000円以上の方はdカードGOLDに入会した方がお得になります。

 

さらに、携帯電話の紛失や修理不能故障などを購入から3年間で最大10万円分まで補償されます。

 

同一機種・同一カラーの携帯電話をdカードGOLDで購入後に、購入金額がキャッシュバックされます。

 

 

 

NTTドコモの携帯電話やドコモ光の利用料金の支払いをdカードGOLDでしなくても、dカードGOLDに入会するだけで10%ポイント還元されるので、実際の支払いは日頃ポイントを貯めているクレジットカードに設定しても問題ありません。

 

25社のプロバイダから選べる

フレッツ光以外のインターネット回線はプロバイダ一体型で提供されている事がほとんどで、基本的にはプロバイダを自由に選択する事が出来ません。

 

ドコモ光では25社の提携プロバイダから自由に選べるので、現在利用中のプロバイダを変えずにドコモ光に乗り換え出来る可能性が高いです。

 

プロバイダが変わらないという事は、メールアドレスも継続利用する事が出来ます。

 

 

 

通信速度が遅い最大の理由はプロバイダにありますが、評判がいいプロバイダでもお住まいの地域によっては通信速度が遅い事もあります。

 

ドコモ光では事務手数料3,000円でプロバイダを変更する事が出来ます。

 

v6プラス対応プロバイダで高速通信

ドコモ光は25社の提携プロバイダから自由に選ぶ事が出来ますが、通信速度にこだわる方は「IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6接続」に対応しているプロバイダを選ぶ必要があります。

 

「IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6接続」は提供しているVNE(ネイティブ接続事業者)によりサービス名称が異なりますが、ドコモ光では多くのプロバイダが日本ネットワークイネイブラーのv6プラスを採用しています。

 

v6プラスを採用しているプロバイダは、回線が混雑するポイントがなく、昼夜問わずに快適な通信が可能です。

 

 

 

 

 

ドコモ光でIPv6 IPoE+IPv4 over IPv6接続対応のプロバイダは11社ありますが、v6プラス対応Wi-Fiルーター無料レンタルや最大15,000円のキャッシュバックが受け取れるGMOとくとくBBが一番人気です。

 


ドコモ光!3つの悪い評価ポイント

ドコモ光の「良い評価・口コミ」を5つのポイントにまとめてご紹介してきましたが、全ての評価・口コミが良いというわけではありません。

 

2018年3月末にFTTH(光回線)の契約数は3,030万件となっていますが、このうち、NTT東日本・西日本のサービス卸しを利用して提供する光コラボレーションの契約数は1,112万件になります。

 

ドコモ光の契約数は2015年3月1日に100万件、2016年6月22日に200万件、2017年1月14日に300万件、2018年6月3日に500万件を突破し、光コラボレーションの中では契約数で首位を誇ります。

 

契約数に比例して、悪い評価や口コミが増えていくのも自然な流れです。

 

特に、ドコモ光のサービス提供開始当初の評価・口コミは最低と言っても過言ではない程、酷いものでした。

 

現在では、様々な問題点が改善され評判が良いドコモ光ですが、過去の悪い評価や口コミを引き摺っていたり、プロバイダの選び方を間違っている為に通信速度に不満を抱えている方が多く見受けられます。

 

開通まで時間がかかる

NTTドコモの加藤薫社長は2015年4月28日の決算説明会で、3月1日に提供開始したFTTHサービス「ドコモ光」の申し込み件数が3月末時点で23万件に達するなど好調だが、開通工事に遅れが出ており、開通したのは申し込み回線の約半数にとどまるとして「申し訳ない」と謝罪するような状況でした。

 

 

 

実際に、2015年のドコモ光の開通工事に関する評判は散々な内容ですが、光コラボレーションの開通工事はNTT東日本・西日本の指定工事業者が行っており、ソフトバンク光などのドコモ光以外の光コラボレーションの開通工事も大幅に遅れました。

 

光コラボレーションの解禁から3年以上が経過した現在では開通工事も落ち着いており、3月から4月の引越しシーズンを除けば、2週間から1ヵ月程度で開通工事が行われます。

 

開通工事は現在もNTT東日本・西日本の指定工事業者が行っているので、ドコモ光だけが開通まで時間がかかるという事はありません。

 

通信速度が遅い

ドコモ光は、急激な契約者の増加に回線設備の増強が追いつかず、回線混雑に拍車をかけ、2016年頃までの通信速度に関する評判は散々でした。

 

 

 

現在でも通信速度が遅いという評判は多く見受けられますが、多くの場合はプロバイダを変更する事で解決出来ます。

 

ドコモ光は25社の提携プロバイダから自由に選択出来ますが、IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6接続(v6プラス)対応している11社以外のプロバイダと契約していて通信速度に不満がある方は、プロバイダの変更を検討しましょう。

 

月額料金が高い

ドコモ光の月額料金は高いという評判や口コミをよく見かけます。

 

携帯電話の3大キャリアが提供するインターネット回線とフレッツ光の月額料金を比較してみます。

 

ドコモ光 フレッツ光 ソフトバンク光 auひかり
戸建住宅 5,200円 6,100円 5,200円 5,200円
集合住宅 4,000円 3,650円~5,150円 3,800円 3,400円~4,100円
携帯電話セット割 NTTドコモ なし ソフトバンク au

 

ドコモ光の月額料金は他社インターネット回線と比較しても横並びか条件によっては多少高くなりますが、NTTドコモの携帯電話を利用中の方は「ドコモ光セット割」の適用により、携帯電話のパケットパック定額料から毎月最大3,500円割引になります。

 

 

 

ドコモ光は、「ドコモ光セット割」の適用により、ドコモ携帯電話を利用している方がお得になります。

 

Softbankの携帯電話を利用している方は『おうち割 光セット』を適用出来るソフトバンク光やNURO光、auの携帯電話を利用している方は『auスマートバリュー』を適用出来るauひかりや電力系通信事業者やビッグローブ光などの方が当然お得になります。

 

インターネット回線は、利用している携帯電話のキャリアやお住まいの地域によってお得に利用出来る通信事業者が変わるのです。

まとめ

以上ドコモ光の評判・口コミのまとめでした。

 

徹底調査の結果、ドコモ光の「悪い評判・口コミ」が多かったのは光コラボレーションが解禁されたばかりの2015年、2016年の事であり、現在では多くの問題点が解決しています。

 

通信速度が遅いという評判・口コミに関しては、プロバイダ選びに問題がある事が多く、IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6接続(v6プラス)対応している11社のプロバイダから選択する事で、昼夜問わずに快適な通信が可能になります。

 

その中でも、v6プラス対応Wi-Fiルーター無料レンタルや最大15,000円のキャッシュバックが受け取れるGMOとくとくBBがおすすめです。

 

 

月額料金が高いという評判・口コミに関しては、ドコモ光がお得になるのはあくまでもNTTドコモの携帯電話を利用中の方になります。

 

NTTドコモ以外の携帯電話を利用中の方、パケットパックのデータ量が低いプランを契約中の方は、他社インターネット回線の方がお得になります。