auひかりの引越し手続き

auひかりは、上り下り最大1Gbpsのインターネットサービスのほか、電話サービスやテレビサービスを1本の光ファイバーで利用する事が出来ます。

 

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一部エリアでは、高速サービスに加入する事により世界最速である10Gbpsや5Gbpsの次世代超高速インターネットを利用出来ます。

 

通信速度が魅力的なauひかりですが、引越しする際には、どのような手続きが必要なのかご存知でしょうか。

 

更新期間以外に引越しする場合、契約解除料は発生するのか!?

 

初期費用(工事費含む)を分割払い中の場合、工事費残債はどうなるのか!?

 

引越し先でも初期費用(工事費含む)はかかるのか!?

 

月額利用料金以外にどのような費用がかかるのか不安ですよね。

 

ここでは、auひかりの利用者が引越しする際に必要な手続きを分かりやすくご説明いたします。

 

引越し直前になってバタバタしないで済むように、是非とも最後まで目を通してください。

auひかりの移転手続きは契約解除してから新規契約!?

auひかりの引越し手続きは、KDDIお客さまセンターやauショップではなく、プロバイダへ連絡します。

 

NTT東日本・西日本のフレッツ光や他社インターネット回線で引越し手続きする場合は、プロバイダと回線事業者の両方へ引越し手続きの連絡が必要ですが、auひかりの場合は、契約している提携プロバイダ1社に連絡するだけで引越し手続きが完了します。

 

プロバイダ 問い合わせ電話番号 受付時間 引越し手続き
@nifty

0120-32-2210
03-5860-7600

10:00~19:00(年中無休) 引越しナビ
@T COM 0120-987-065

10:00~20:00(平日)
10:00~18:00(土日祝)

引越しナビ
AsahiNet

0120-577-108
03-6631-0856

10:00~17:00(平日) 引越し手続き
au one net

0077-777
0120-22-0077

9:00~20:00(年中無休) 引越し手続き
BIGLOBE 0120-92-1740 9:00~21:00(年中無休) 引越しナビ
DTI

0120-830-501
03-5749-8091

10:00~17:00(平日) 引越しナビ
So-net 0120-08-0790 9:00~18:00(年中無休) 引越しナビ

 

auひかりの引越し手続きは、電話またはWebにて行えます。

 

auひかりは、名目上は引越し手続きとなっていますが、実際には移転手続きが出来ず、引越し先でもauひかりを利用したい場合は、現在利用中のauひかりを契約解除し、引越し先で改めてauひかりに申し込むという形になります。

 

移転手続きではなく、契約解除してから新規契約するという事で、契約解除料、初期費用工事費残債、引越し先での初期費用がどうなるのか心配になります。

 

プロバイダ各社で引越し手続きをする際に、引越し先でも引き続きauひかりの利用を申し込むと、引越し特典が適用されます。

 

契約解除料が免除

更新期間以外に契約解除した場合、契約中のプランに応じて契約解除料が発生しますが、引越し先で契約するauひかりのプランによっては契約解除料が免除になります。

 

契約中(移転元)のプラン 引越し先(移転先)でのプラン
auひかり ホーム ずっとギガ得プラン auひかり ホーム ずっとギガ得プラン
auひかり マンション お得プランA
auひかり ホーム ギガ得プラン auひかり ホーム ずっとギガ得プラン
auひかり ホーム ギガ得プラン
auひかり マンション お得プランA
auひかり マンションタイプ お得プランA auひかり ホーム ずっとギガ得プラン
auひかり ホーム ギガ得プラン
auひかり マンション お得プランA

 

上記のプラン以外での引越しの場合は、契約中のプランに応じて、auひかり ホーム ずっとギガ得プランは15,000円、auひかり ホーム ギガ得プランは9,500円、auひかり マンション お得プランAは7,000円の契約解除料が発生します。

 

契約中のプランがauひかり ホーム 標準プランまたはauひかり マンション 標準プランの場合は、契約解除料はかかりません。

 

初期費用の残債相当額が相殺

auひかり ホームの初期費用は37,500円の一括払い、または、2018年2月28日以前に申し込みの場合は1,250円×30回、2018年3月1日以降に申し込みの場合は625円×60回の分割払いとなっています。

 

auひかり マンションの初期費用は30,000円の一括払い、または、1,250円×24回の分割払いとなっています。

 

KDDI公式キャンペーンである「初期費用相当額割引」の適用により、auひかり ホームは、2018年2月28日以前に申し込みの場合は750円×30ヵ月、2018年3月1日以降に申し込みの場合は125円×60ヵ月の割引となります。

 

auひかり電話に同時加入する事により割引が500円増額され、初期費用が実質無料になります。

 

auひかり マンションは、1,250円×24ヵ月の割引となり、初期費用が実質無料になります。

 

初期費用は、完全無料になっているわけではなく、「初期費用相当額割引」の適用により毎月の利用料金から初期費用の割賦相当額が割引されているに過ぎず、分割払いの最中にauひかりを契約解除した場合には初期費用の残債が一括で請求されます。

 

プロバイダ各社の引越し特典により、初期費用の残債相当額が相殺になりますが、プロバイダにより相殺の方法が異なります。

 

@niftyの場合は、引越し先のauひかりの請求開始月の翌月の利用料金から残債相当額が割引されます。

 

BIGLOBEの場合は、引越し先でauひかりの利用開始翌月以降に、残債相当額と同額に達するまで毎月の利用料金から割引になります。

 

So-netの場合は、引越し先でauひかりの利用開始翌月中旬に残債相当額がキャッシュバックで還元されます。

 

移転元のauひかりを契約解除するタイミングと移転先のauひかりを利用開始するタイミングによっては、初期費用の残債が請求される月と残債相当額が還元される月が一致しない可能性がありますのでご注意ください。

 

auひかり ホームの撤去工事費が免除

2018年3月1日以降にauひかり ホームまたは高速サービス(10ギガ、5ギガ)に申し込みした場合、契約解除時に光ファイバーケーブルおよび光コンセントの撤去工事が必須となり、撤去工事費28,800円がかかります。

 

引越し先でもauひかりを利用する事により撤去工事費28,800円が免除になります。

 

2018年2月28日以前にauひかり ホームに申し込みした方が引込設備の撤去を希望した場合は、通常通り撤去工事費10,000円がかかります。

 

引越し先でも初期費用相当額割引が適用

引越し先では改めてauひかりを申し込むという形になる為、初期費用として、auひかり ホームは37,500円(分割の場合は625円×60回)、auひかり マンションは30,000円(分割の場合は1,250円×24回)がかかります。

 

移転元のauひかりで適用されていた「初期費用相当額割引」ですが、適用条件は

1設置場所につき1回限りとさせていただきます。

割引適用期間中に移転・解除された場合は本割引は終了となります。


となっており、設置場所が変わるので移転先でも適用されます。

 

auひかり ホームは125円×60ヵ月の割引、auひかり電話に同時加入した場合は625円×60ヵ月の割引となり、初期費用が実質無料になります。

 

auひかり マンションは1,250円×24ヵ月の割引となり、初期費用が実質無料になります。

レンタル機器の返却

移転元のauひかりの解約手続きから10日前後でKDDIから「レンタル機器の返却のお願い」が設置場所住所宛に送られてきます。

 

同封の「着払いゆうパック伝票」に、返却する機器名称と製造番号またはシリアル番号が記載されています。

 

伝票と本紙中面を参照して、開通時の梱包箱または手持ちの箱や袋に梱包のうえ返却します。

 

移転元のプラン 返却する機器
ホーム ずっとギガ得プラン/ギガ得プラン/標準プラン
  • ONU(回線終端装置)
  • ホームゲートウェイ
  • 無線LAN機器※
  • セットトップボックス※
マンション ギガ/ミニ ギガ
  • ONU(回線終端装置)
  • ホームゲートウェイ
  • 無線LAN機器※
  • セットトップボックス※
マンション タイプV/都市機構デラックス
  • ホームゲートウェイ+VDSLモデム
  •  または

  • VDSLモデム内蔵ホームゲートウェイ
  • 無線LAN機器※
  • セットトップボックス※
マンション タイプE
  • ホームゲートウェイ
  • 無線LAN機器※
  • セットトップボックス※
マンション タイプF
  • ONU(回線終端装置)
  • ホームゲートウェイ
  • 無線LAN機器※
  • セットトップボックス※

 

※無線LAN機器とセットトップボックスは、レンタルサービスを利用している場合のみになります。

 

同封の「着払いゆうパック伝票」と梱包した機器を、郵便局または提携コンビニ(ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ローソンストア100)にて発送します。

 

最寄りに郵便局や提携コンビニがない場合は、Webまたは電話にて集荷サービスが無料で申し込み出来ます。

 

Webで集荷申し込み 電話で集荷申し込み
Web集荷サービス 集荷専用電話番号:0800-0800-111

 

  • 返却先住所

〒436-8501
静岡県掛川市下俣800
NECプラットフォームズ株式会社
SL製造部配送グループ
「KDDI回収センター」宛
電話番号:0537-22-1144

 

一定期間レンタル機器の返却が確認出来ない場合は、利用期間に応じて違約金が発生してしまいますのでご注意ください。

継続利用出来るサービスと再度申し込みが必要なサービス

auひかりの引越し手続きは、現在利用中のauひかりを契約解除し、引越し先で改めてauひかりに申し込むという形になる為、継続利用出来るサービスと再度申し込みが必要なサービスがあります。

 

メールアドレス

引越し先でもauひかりを利用する事で、引き続き同じメールアドレスを利用する事が出来ます。

 

移転元の契約解除と移転先の利用開始の日にちが空いてしまう場合、プロバイダによっては、その期間中は該当メールアドレスが利用出来なくなる可能性があるので注意が必要です。

 

仕事などでメールアドレスを利用されている場合は、引越し手続きの際に確認する事をおすすめします。

 

auひかり電話の電話番号

auひかり電話で利用中の電話番号を継続利用出来るかどうかは、引越し先により異なります。

 

ひかり電話は、正式には0ABJ-IP電話と呼ばれ、0で始まり9桁の数字が続きます。

 

 

初めの「0」は、国内プレフィックスと呼ばれていて、国内通話である事を示す合図になります。

 

市外局番は1桁から4桁で、総務省告知により規定されています。

 

市外局番の1桁目は北から南に行くに従って数字が大きくなっていきます。

 

01:北海道、北東北
02:南東北、北関東、信越
03:東京23区
04:南関東
05:中京、東海
06:大阪
07:近畿、東海
08:中国、四国
09:九州

 

市内局番は1桁から4桁で、電話会社ごとに割り振られています。

 

引越し先の電話番号の市外局番および市内局番が変わらない、同一番号で移行可能なエリア内の移転の場合は電話番号を継続利用出来ます。

 

市外局番または市内局番が変わるエリアへの移転の場合は新しい電話番号が発番されます。

 

auスマートバリュー

auひかりとau携帯電話をセットで利用する事により、au携帯電話の利用料金が毎月最大2,000円安くなるauスマートバリューは、引越し先手続きにより、一度解約となってしまう為、再度申し込みが必要になります。

 

auスマートバリューは、申し込み翌月から割引適用となるので、引越し先の利用開始月を含む1ヵ月以上auスマートバリューが適用されない期間が発生してしまいます。

引越し先でキャッシュバックキャンペーンを適用させる方法

auひかりと言えば、豊富なキャンペーンも魅力のひとつです。

 

プロバイダで引越し手続きをし移転先でもauひかりを利用する場合、契約解除料、初期費用の残債、auひかり ホームの撤去工事費は免除になりますが、キャッシュバックキャンペーンは適用されません。

 

それでは、引越し手続きではなく、純粋に移転元のauひかりを解約して、引越し先でキャンペーンを最大限に生かせるお得な窓口から申し込みをした場合はどうなるのでしょうか。

 

移転元のauひかりを解約する事により

  • 契約解除料7,000円から15,000円
  • 初期費用の残債
  • auひかり ホームに2018年3月1日以降に申し込みの場合は、撤去工事費28,800円

が発生します。

 

引越し先で正規代理店であるNEXTから申し込みをした場合33,000円から50,000円のキャッシュバックが受け取れます。

 

ネット+電話 ネットのみ
auひかり ホーム 50,000円 43,000円
auひかり マンション 40,000円 33,000円

 

これだけのキャッシュバックが受け取れるなら、プロバイダで引越し手続きをするよりも、移転元のauひかりを解約してから、引越し先でNEXTから申し込みをした方がお得に見えますが、ひとつ大きな問題があります。

 

それは、短期間のうちにauひかりを解約して、再度契約した場合、キャンペーンが適用されない決まりになっているのです。

 

過去にキャンペーンを適用した事があっても、解約から一定期間経過すればキャンペーンは適用されますが、短期間では適用されず、結果的に引越し手続きで移転していれば払う必要がなかった、契約解除料、初期費用の残債、撤去工事費を無駄に払うだけになってしまいます。

 

引越し先でキャッシュバックキャンペーンを適用させるのは不可能なのでしょうか。

 

結論から先に言わせて貰うと、名義と電話番号を変えて申し込みすれば問題なくキャッシュバックキャンペーンが適用されます。

 

移転元のauひかりを契約していた方以外のご家族の名義で、引越し先でauひかりを申し込めばキャッシュバックキャンペーンが適用されるのは勿論の事、家族名義なのでauスマートバリューも適用させることが出来ます。

 

ただし、2018年3月1日以降に申し込みをしたauひかり ホームの場合は、撤去工事費28,800円がかかるので、家族名義にして新規申込してもそこまでお得になりません。

 




引越し先がauひかりのサービス提供エリア外だった場合の対処方法

引越し先がauひかりのサービス提供エリア外だった場合や、引越し先のマンションやアパートが提供対象外だった場合は、他社インターネット回線を契約するしかありません。

 

他社インターネット回線と言っても、数十社あるインターネット回線の中から、どれを選べばいいのか悩むかと思います。

 

現在、auひかりを契約中という事は、au携帯電話を利用していて、auスマートバリューを適用させているのではないでしょうか。

 

auスマートバリューとは、「auひかり」と「auひかり電話」と「auスマートフォン」をセットで利用する事で、au携帯電話の利用料金から毎月最大2,000円割引になるサービスです。

 

auひかり1回線につき、au携帯電話が合計10台まで対象になるので、複数台所有されている方やご家族でau携帯電話を利用されている方は、大幅割引になります。

 

auスマートバリューは、auひかり以外にも適用されるインターネット回線があります。

 

地域別に、auスマートバリューが適用される、おすすめインターネット回線をご紹介します。

 

東海地方

東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)でおすすめのインターネット回線は、『コミュファ光』になります。

 

コミュファ光は、中部テレコミュニケーション(CTC)が提供しており、中部電力がインフラ整備の為に敷設した光ファイバーを利用し、様々な調査で東海エリア「お客様満足度No.1」を受賞しユーザーや専門家からも高評価を得ています。

 

中部テレコミュニケーションは、中部電力の子会社として設立されましたが、現在ではKDDI系列となっており、東海4県ではauひかりの戸建住宅向けプランが提供されていません。

 

auひかりの正規代理店でもあるNEXTから申し込む事により、コミュファ光公式キャンペーンだけでなく、NEXT限定キャンペーンも適用されます。

 

 

近畿地方

関西2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)および、福井県でおすすめのインターネット回線は、『eo光』になります。

 

eo光は、ケイ・オプティコムが提供しており、関西電力がインフラ整備の為に敷設した光ファイバーを利用し、様々な調査で近畿エリア「顧客満足度No.1」を獲得し近畿地方では高いシェアを誇ります。

 

関西在住の方以外にはeo光やケイ・オプティコムは馴染みがないかもしれませんが、格安SIM(MVNO)で人気がある「mineo」のサービス提供会社と言えば、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ケイ・オプティコムは関西電力の完全子会社であり、電力系通信事業者(PNJグループ)間での競合を避けるため、幹事会社であるKDDIは関西2府4県ではauひかりの戸建住宅向けプランを提供していません。

 

 

全国

auひかりも地域限定の電力系通信事業者もサービス提供エリアだった場合のおすすめのインターネット回線は、光コラボレーションの『ビッグローブ光』になります。

 

ファミリータイプは月額4,980円、マンションタイプは月額3,980円と、auひかりに負けず劣らぬ月額料金になっています。

 

NECから分社化して設立されましたが、2017年1月にKDDIの完全子会社となりました。

 

IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6接続であるIPv6オプションに対応しており、昼夜問わずに快適な通信が可能となっています。